数多の殺戮が日常の中に巣くふ中で、 それに対して余りに無…
身内が余命宣告を受けようが、 私は腹を据ゑて覚悟を決め、…
今日も夜は明けまする。 しかし、私の夜は明けませぬ。 何…
宵の明星が皓皓と輝き 日没後の深き橙色の西の空を見詰めな…
もとは単なる自己愛から発したとはいへ 此の宇宙への憎悪は…
つまり、「楽」が生んだ最たるものが生者を彼の世へ簡単に…
世界が嗤ふなら嗤はしておけばいい。 その代はりお前は凜と…
初め、巨大化に巨大化を重ねし大渦は ぱっと射した光が一瞬…
あと何度の春夏秋冬を生きられるのでせう。 最近夙に老ひを…