月: 2019年5月1 / 10 ページ
何故なのだらうか。 ホモ・サピエンスは自身がホモ・サピエ…
自然は自然において衰滅する。 とはいへ、それは生物が存在…
いざ、彷徨ひける薄闇の中の幽玄なる空虚な世界は、 嫌にお…
正直に生きたければ、滅亡するのが一番だらう。 自他の齟齬…
潰滅する自己の辛酸を嘗めたときの哀しみを知ってゐるかい。…
例へば意識といふものを氷山の如きものとして喩へるのは、 …
絶えず現在に留め置かれる現存在は、 果たして絶えず現在と…
何時火傷したのだらうか。 目覚めてみると右手に大きな水ぶ…
何をも押し流さうとしているかのやうに 今日も土砂降りの雨…
余りに草臥れた時、 意識は、己がふわっと浮く感覚を察知す…